【2023年12月上旬頃お届け予定】

「小さいけど一生モノ」

foufouで当たり前になった「革製品」 一つ一つ、初めてのことが多いので時間はかかっていますが「foufouらしさ」を言語化しないレベルで制作チームとも共有できてきている気がします。

そうなるとあとはデザイナーの僕が旗をあげ、目的の方向を示せば全員で滞りなく動けます。

発表自体は一個前になっていた「hand bag “pal”」大型のノートPCも楽々入るサイズ感のカバンですが、今回はそれと同時期に作っていた

ミニマルショルダーをご紹介します。

《素材について》
・革の特徴
口金バッグやがま口と同様の牛革（キップ）のガラス革を使用しています。生後6ヶ月から2年までの原皮を使用しています。

もちろん食用の牛さんからいただいております。日本ではその年齢の牛は食しないので、ヨーロッパの原皮を日本に輸入し、姫路でカバン用に加工をしています。キメの細かさ、耐久性をどちらも兼ね備えた高価な素材です。

仕上げはガラス仕上げ。表面を樹脂でコーティングしています。雨水や汚れに強いのが特徴で、日々のケアも基本的には不要です。

《デザインについて》
foufouの革バッグの一つのテーマに「令和に本格派クラシカルバッグを復活させる」があるんですが今回もヴィンテージやアンティークで見かけるミニショルダーをお手本に、Foufou的な解釈で制作しました。

ぷっくりとしたシルエットは柔らかさも与え、上品な雰囲気です。
蓋の開閉部分に表側から見える付属はつけず、シンプルでツルッとした革の良さを引き立てています。

ショルダー部分はサイズ調整可能です。

容量はサイズ自体が小さいので期待はできませんが、小さなお財布と携帯、リップなどは入ります。また、内側にはファスナー付きのポケットがあるので、そこにカード類を入れるのがおすすめ

《お手入れについて》
ガラスレザーなので、クリームなどは必要ありませんが、濡れた時はささっと拭き取ってあげましょう。保管は日陰の風通しが良いところにおいてあげてください。

防水スプレーの吹きかけも重要なお手入れ方法です。 牛革はおおむね耐水性が低いため、雨に対する予防も兼ねて防水スプレーをかけるようにしましょう。一度端っこで試すのがお勧めです。

30cmくらい距離を取ってスプレーして、全体的に満遍なく吹きかけたら乾くのを待ってください。
スプレーと革製品は種類ごとに相性の良し悪しがあるため、全面へ吹きかける前に目立ちにくい箇所に使って 変色しないか様子を見するのがおすすめです。

《アフターケア》
使う中で気になることがあればお問い合わせください。
修理も承っております。