2018年、THE DRESS #01 は生まれました。
今ではお馴染みのパタンナー冬頭さんと一緒に制作を始めたのはこの製品が初めてでした。

当時から僕はTHE DRESSを長く続けていくシリーズにしようと考えていたので特に初期品番は色褪せないシンプルなものにしようと決めていました。
パリパリの綿のシャツ素材、肩からパネルラインの切り替えが入ることでフレア分量がありながらもシルエットは落ち着いたスマートに見えます。

襟はスタンドカラー。ペタッと倒れる襟ではなく、しっかりと「スタンド」してくれます。
案外ここが大事で、顔まわりの表情の見え方や首のすっきりさに大きな影響を与えますよ。

カフスは長めに作る、ボタンは一つだけポツンとバランスよく配置する。 今見てもやっぱり素敵なワンピースです。

01 と同じ時期にデザイン上は存在していた姉妹的なイメージの子も製品化したのが#13です。
13、素材やカフス、シルエットなど大まかな部分は変わっていません。
ただ少しのニュアンスが違うので着ていただくとまるで違うものかのように思えます。
01との違いは、まずは襟。スタンドカラーだった01に対して13は、シャツカラー。
つまり一般的な襟が付いています。スタンドカラーの方がモードに見えますね。

01はモード、13はエレガンス。そう覚えていただけるとわかりやすいかなと！