「時代は変わるが、トロタクは変わらない」

どうもデザイナーのマールです。
「foufouの一番深い沼はワンピースではなく、スラックスである」とは昔から言われていることですがそれを実感していただくのに相応しいのがこの「トロタックスラックス」でございます。

foufouでは2020年頃からの販売、ずっと定番として愛され続けている商品です。
なーにがそんなに良いのか。それは1文で表してしまえば「きれいめにも、カジュアルにも、スニーカーにも革靴にも、クラシカルなブラウスにもTシャツにも、どんなシーンやスタイルにも使える上に、自宅で洗えてシワになりにくいスラックス」だからでしょう。

サイズ感も楽ちんながらも綺麗めに見えるのは、ワイドでもテーパード（裾に向かって少し細くなっていること）でもなくストレートシルエットで、股上が深め。

よくあるこういった「きれいめ」系スラックスはヒップの立体感もタイトになるんですが僕らのスラックスは股上を深めにし立体感を作りながら太もも部分でうまく逃すので、だらしなく全く見えません。なのでヒップが理由で避けがちの方にもおすすめなんです。

そしてfoufouのスラックスの多くは「紳士服」の様相をしています。
タックやポケットの存在感はまるでトラッドなメンズパンツです。
古着のメンズパンツを大きめサイズで着る女性のマニッシュなスタイルは素敵ですが、どうしても古着のサイジングで「独特のカルチャー感」が出ると思います。

それはそれとして一つのスタイルとしてお洒落でかっこいいのですが、
間口を広く、ポピュラーな雰囲気に落とし込んでます。

簡単にいうと「サブカル見えせずに、紳士服のトラッドさを出す」です。
歴史的に婦人服はこの100年でシルエットもサイジングもデザインも大きく変化してきました。しかし紳士服は大きな変化をしていません。

生地はイージーケア素材の中でもfoufouが太鼓判を押す「トロ素材」
ぷるんとした肌触りの中肉厚。薄すぎることもなく、硬すぎることもない素材感で、季節を選ばずに使えます。丸洗い可能なのも嬉しいポイント。

時代は変わってもこのトラッドなパンツスタイルは変わらないんでしょう！