「夢見るジャカード。旅をするように」

7年間、ブランドを続けてきてついにこれをやる日が来たのか、、！
そしてここから長い時間をかけて取り組めそうなテーマが始まりそうです。

今はまさにながーーーーい道のりの本当に入り口に立っているような気持ちです。
foufouではじめて自社のオリジナルのジャカードを作りました。

まずはじめに、いきなり全てを自分たちで作ることはリスクがとても大きく、
今回ご協力いただいた群馬県は桐生市にあるジャカード工場さんの数千を超えるアーカイブサンプルを見せていただきながら、
「foufouらしいジャカードとは」を一緒に考え、そのアーカイブサンプルを元に作らせていただきました。

おかげさまではじめてだったのにも関わらずすごくいい風合いで表情をするジャカードを自分たちの名前をつけて販売することができます。

ジャカード織生地が織り上がるまでには数多くの工程が必要です。
それぞれ専門の職人さんたちがこの工程に携わっています。
実は原理的には100年前とあまり変わらない技法が今でも引き継がれています。

今回製作したジャカードはfoufouでこれまで扱ってきたような「クラシカル」な雰囲気をベースにしました。
色合いはブラウンベース、一つ一つの花の織り丁寧に表現されています。
加工でシワ感と凹凸感があります。非常に軽いのですが厚みを感じれる不思議な風合い。

コットンがメインなので、ガシガシ洗っていただいても大丈夫です。強度もあります。

特別な布地ですが製作したドレスは軽やかなシンプルなものを。
立体感がある素材ですのでその風合いを生かして袖にはボリュームをつけました。

少し立ち襟にしていますが、素材が柔らかいので痛くはありません。

暖かい季節に、旅立ちを祝いたくなるようなドレスに仕上がりました。